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アスベストと肺病変

昨日、信州大学医学部において(社)長野県鍼灸師会主催で学術講習会が行われました。総勢70名の先生および学生が参加しました。今回は最近話題のアスベストと肺病変について信大医学部助教授の本田孝行先生に講義していただきました。とてもタイムリーな講演でしたのでかいつまんで説明します。

まずアスベストとは何かというと鉱物です。これを加工して色々な物に混ぜて使っていたのです。とても加工しやすく安価で防火・防音・断熱などにすぐれていたので昔はバンバン使っていました。学校の天井裏やビルの鉄骨への吹きつけなど、見たことある方も多いのではないでしょうか。アスベストには白石綿、茶石綿、青石綿などがあり白石綿以外はものすごく毒性が高いのだそうです。どうも大阪駅で使われていたのは青石綿だったようです。だからといって白石綿が良いというわけではありません。で、これらアスベストが体内にはいるとどうなるかというと肺の周りの薄い膜がどんどん固くなり厚みを増していくのです。そうすると肺がふくらまなくなり肺の機能を果たさなくなってしまうのです。簡単にいうとこれが中皮腫です。
この他にも人体に色々な影響を及ぼします。

今までの推移からみると今後20年間は病人が増えるであろうということでした。

また個人的に聞いたところでは屋根瓦などにも含まれていて屋根の葺き替えの時規制が厳しくなったため産廃の処理にお金がかかって大変だそうです。

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アスベストの原石
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吹きつけアスベスト
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アスベストがおこす健康障害

写真:中皮腫・じん肺・アスベストセンターHPより。


更に詳しく知りたい方は
中皮腫・じん肺・アスベストセンター
http://www.asbestos-center.jp/ へ。
by karada-lab | 2005-10-17 17:36
スペルボーン(Spellborn)